Webマーケティングの基本“トリプルメディア”
「会社のWebどうにかしたいなぁ」
と思っていてもじゃあどこから始めれば良いか分からないですよね。
今回はWebマーケティングの基本となる「トリプルメディア」についてお話ししたいと思います!
トリプルメディアなんて聞いたことない!という方も多いと思いますが、トリプルメディアとはマーケティングする際メディア戦略に
用いるメディアを分類したもので、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」を総称した言葉です。
この3つのメディアはそれぞれ異なる特徴を持っており、メリットもデメリットもあるんです。
では一つずつ説明していきます!
■オウンドメディア(owned Media)は企業が自社で運営するメディアのことをいいます。
コーポレートサイトやネットショップ、企業ブログなどがこれにあたります。
自社で発信していくのでリアルタイムに情報を発信できる半面、ターゲティングを間違えてしまったり品質の良くない情報を発信
していると顧客離れの恐れもあるので注意が必要です。
■ペイドメディア(paid media)は企業が料金を支払って利用するメディア、いわゆる“広告”です。
従来からあるテレビ・新聞・ラジオの他また近年広がりをみせているインターネット広告もこちらに分類されます。
インターネット広告は様々な種類があり、ターゲットに合わせた設定をしないと効果が出ないということもあります。
■アーンドメディア(earned media)は、主にFacebook やTwitter などのソーシャルメディアのことです。
ユーザー発信の情報がメインコンテンツとなるメディアや口コミサイトなどが該当します。
無料で使用できることから利用する企業も多く操作も割と簡単ですが、炎上や誤った情報を載せてしまうことで顧客の信頼を失って
しまうこともあります。
自社で配信する際にはルールを決めて配信するなど計画をを立てて行いましょう。
最初にお伝えした通りトリプルメディアにはそれぞれ異なる特徴があり、お互いに補完しながら成り立っています。
それぞれのメディアの特徴を把握し、バランスよく利用することでWebマーケティングを最大化できるようになります。
またこの3つははっきりと分かれているわけではなくどちらの側面も持っているものもあります。
Webマーケティングの重要性
特に若年層ではリアルタイムで生の情報を求める傾向があるのでグーグルなどのウェブ検索よりも使い慣れたSNSで情報を求める傾向が
あるので、アーンドメディアの活用はマーケティングにおける非常に重要なテーマとなっています。
一方的に情報を配信しているままでは継続的な顧客(ファン)の獲得は難しくなってきます。
顧客とコミュニケーションをとることによって製品のことをより深く知ってもらい、企業側も顧客の生の声を聞き製品開発などに役立てる
こともできます。
やみくもに全部やってみよう!とやってみても思うような結果に結びつくのは難しいかもしれません。
時代の流れにマッチした施策を計画的に施行していくことが大事です。
今ユーザー(顧客)が求めていることは?
何を知りたがっている?
そのためには何を配信していくのか?
と相手の気持ちを汲み取っていくことは店舗でもWebでも同じです。
分からないところはマーケティングのプロに聞いてみるなど、ぜひWeb展開に向けて考えてみてはいかがでしょうか。