誤解がいっぱい!?“ワークライフバランス”

ワークライフバランスの誤解!?

近年、働き方改革により“ワークライフバランス”という言葉を耳にすることが増えてきています。ワークライフバランスは以前からある言葉ですが

政府の「働き方改革」によって一般的に浸透してきました。

言葉の意味から「仕事とプライベートの調和をとる」ということは分かりますが、誤解が多いのも事実。

以下は多く見られる誤解の例です。

 

・仕事とプライベートの割合を50%:50%にする

・長時間労働を削減する

・定時内で仕事を終わらせるよう促す・残業をさせない

・育児や介護をする女性を支援するためのもの

 

 

理想的なバランスはない!?

「仕事とプライベートの割合を50%:50%にする」「長時間労働を削減する」「定時内で仕事を終わらせるよう促す・残業をさせない」

⇒ワークライフバランスは一定の基準に足並みをそろえるものではなく、あくまで柔軟な働き方を推進することが目的です。

理想的なバランスというものはなく、人それぞれにあった働き方を選択できる、多様性を受け入れることができる環境をつくるための考え方です。

単純に「労働時間の短縮」の制度だけを取り入れてもワークライフバランスを推進することは難しいでしょう。

時間外労働の削減を目的にしてしまうと、仕事の質に影響が出てしまったり、自宅で仕事をしなければならない状況になってしまうことも危惧されます。

これでは本末転倒です。

 

当初は女性を支援する目的から始まったけれど…

「育児や介護をする女性を支援するためのもの」

共働きが当たり前となった今、育児や介護は女性だけのものではありません。

家族との時間はかけがえのないものであり、それは仕事との調和がとれてこそ充実することができます。

 

“仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらす。同時に、家事・育児、近隣との付き合いなどの生活も暮らしには欠かすことはできないものであり、

その充実があってこそ、人生の生きがい、喜びは倍増する。”

出典:「仕事と生活の調和」推進サイト  仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/20barrier_html/20html/charter.html

基本的な取り組みとしては以下のようなものが考えられます。

・育児休暇

・フレックスタイム制度

・テレワーク(在宅勤務)

・福利厚生の充実・導入

 

その人の状況や環境に合わせて取得できるようにしたり、これらを組み合わせていきます。

それを実現させるためにはまず経営陣がワークライフバランスについてしっかり理解し、それを社員に浸透させる必要があります。

一時的ではなく継続させるためには以下のようなことも計画していきます。

 

・業務効率化を図り、時間外労働を削減し、生産性が上がるよう対策を練る

・個人に合わせた勤務形態を導入する(テレワーク等)

・取り組みがきちんと遂行されているか、定期的にチェックする体制を整える

 

企業によって業界・業種、従業員数など異なっているため、これをすれば良いという解決法はありません。

自社の状況を分析し、自社にに合った働き方を模索していく。

これから高齢化社会、少子化社会・人出不足時代を生き抜いていく上で「従業員満足度」を上げていくことが必須となってくると思います。

 

社員のモチベーション向上、女性社員の定着、労働生産性が改善されていけば、のちのち企業の発展へとつながっていくかもしれません。

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