価値観のミスマッチ!?20代の「仕事の価値観」とは?

仕事に対する価値観が変わってきている

若い人が育たない、すぐに仕事を辞めてしまう…
そんな声を最近よく耳にします。
原因は様々だと思いますが、もしかしたら価値観のズレが早期退職につながっている場合もあるかもしれません。

現在の20代は生まれたときから社会は不安定で価値観の多様化、情報化社会を生きています。
頑張っても必ず報われるわけではない、報われないものに労力を使うのではなく効率よく生きていきたい。
人からどう思われるかではなく、“自分が幸せと感じるか”を大事にします。それは仕事観においても同様で、チームや組織よりも「個」を
大事にする傾向が見られます。

また「ワークライフバランス」という言葉も登場し、従来のように仕事がすべてではなく「仕事」と「自分の生活」のバランスをとっていく
ことが一般化してきました。
若者のなかにはプライベートを犠牲にしてまで仕事をするのは…という価値観が生まれてきています。
仕事のため仕事において重要なことが「会社のため」「給料のため」ではなくなってきているのです。

効率を重視し、無駄と思われる業務はしない、定められた業務時間内で最大の効果を出したいと考えています。
自分にとって意味がないと感じる飲み会には参加しない、ということも。
「組織のために働く」という価値観は昔に比べると大分薄くなっているかもしれません。

管理職からはそれが「向上心がない」「協調性がない」などとうつることがあり、まさに価値観のミスマッチが起き始めています。
ミスマッチが続くと埋めることのできない大きな溝となり「退職」という結果につながってしまうことも。
もちろん退職する理由というのは人それぞれ様々ですが、「今の会社の考え方や方向性が合わない」という退職理由が多いと推測されます。

最近は上司は若者を辞めさせないよう強く叱ることをせず「放置」した結果、さらにやる気を失くしてしまう…という悪循環も見られます。
「最近の若者は…」など昔から言われるものですが、全許容してしまうのも良い結果にはつながりません。

 

価値観のミスマッチから早期退職につなげないためには?

“3年離職率”についてよく言われますが、実は1年以内の離職率(およそ10人に1人)も高いのが現実です。
ではこの早期離職率の問題に企業側はどう向き合えば良いのでしょうか?

まず「今の会社が合わない…」という考えに至る前にミスマッチをなくしていくこと、埋められない溝にしないことです。

◎会社の職場環境や仕事内容等を入社前から十分に説明する
◎入社後はキャリアカウンセリングや面談等、個人とコミュニケーションをとるようにする

みやJOBは就職を「商談の場」と考えます。
入社前からお互いの知りたいことを知る、一方的ではなくお互いに擦り合わせをしていく。
入社後も入社前とのギャップを埋められるよう十分にコミュニケーションをとっていく。

もちろんこれを念入りにしたとしても一定数辞めてしまう人は出てくると思います。
そういう傾向のある人を分析し、ミスマッチが起きてしまいそうな人は採用しないという考えもあったほうが良いと思います。

“働き方”が激変した平成の時代を経て、今色んな価値観を持った世代が一緒に働く時代になっています。
お互いの価値観を否定するのではなく“知る・理解する”ことがのちのちの人材の安定につながっていくことでしょう。

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